最近のこと

まーた、最近忙しい。
ある程度ほめられたりするのはうれしいけど、このままの給料だったら死ぬしかないなー。

ひらしょさんくらいの人でも給料がやべえ、って言っているし。



それで、最近はいくつかの本を、読んだ。

『光車よ、まわれ!』

なんとなくダレてきたときに、思い立って解説を先読み。(普段は後読み派)
すると気がついた。
この本…児童文学じゃないの?
そっかー、と思い、視点を変えてみれば、おお面白い。
ドリーミィな感じはむしろ、想像力の幅が広がって好感。
どちらかというとラッキーすぎる展開も、ハラハラドキドキの連続で、あまり気にならなくなる。

なんとなく、『パプリカ』を思い出した。


クローズド・ノート
んー、普通。
でも、情景が浮かびやすいし、嫌悪感を抱く隙を与えない、整った作品。
いや…途中の日記を読んでいるところは、若干どうかと思ったね。
すげー、携帯っぽい。

なんというか、売るため、売れるために書かれた本ですね。
ほどよく楽しませ、泣かせる。

その分、意外性は皆無ですが。
ま、そこはこの本の趣旨じゃない。

少女マンガの短編みたい。


『赤い指』
作者の本をあまり読んでいなくて、これはイカンと最新作を買ってみた。
だけど、これはないね。
勝手にドラマ化でもすればいんじゃないですか。
意外性のない話を、まるで意外性があるかのように書いてある厭な本。
これを売り込んでいる本屋さんは、ずるい。

でも、売れているんだろうなあ。

がっかりして、悔しかったので、ネットで評判の良かった『さまよう刃』を買ってみる。
今度は面白いといいなあ。


放浪息子?』
ああ…。
二鳥くんが放浪していく…。

志村貴子さんの作品は不思議。
やさしいようで、つめたい。
残酷なときもあれば、過剰な愛に包まれるときもある。

とりあえず、二鳥くんの周りには素敵な友人が多いことが救い。


『夜をゆく飛行機』
やはり好み。
ていうか、放浪息子を読んだ後だったから、脳内では志村貴子の世界が…。

作品自体は、放浪息子っていうよりは『敷居の住人』ですね。
主人公は、読者に自身の存在をつきつける。

お前らの予想通りのハッピーエンドなんて、けちょんけちょんだ。

でも、そんな主人公がかわいらしい。
できるだけ穢れないでくださいね。


とめはねっ!?』
ほんと面白い漫画だなあ、コレ。

作者は『帯をギュッとね!』の頃から変わってない。
ひたすら真摯に題材を書ききっていく。

大きなドラマが存在しなくても、キャラクターの存在感をリアルに見せる
細かな出来事が作品の中に広がっている。

特に、今回は主人公が誰と結ばれるのか分からないし…ほぼ決まってるけど。

モンキーターン』のときは、悲しい思いをしたからなあ。
縁の旧いほうが勝ちますか。

今回はどうなるのやら。


ギアーズオブウォー
1のほうね、ようやくクリア。

確かに面白い…けど、まあ普通。
欠点が少ないことが好印象なのだろうか。

バイオハザード5』よりは確実に面白かったです。

FPSの世界って、システムにちょっとした優れた点があったら、
それだけで売り上げがググっと伸びそう。

カバーアクションは確かに優れていた。
あのダッシュ視点は格好良すぎる。

でも、普通。
友人に勧めたい感じがない。

やっぱり『モダンウォーフェア』をお勧めするね!
もうすぐ2もでるし、楽しみ!