プランニング欺瞞

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さて、あなたがこれから企画書を作成しなければならないとする。
我のアイデアつきること無し湯水の如く!
と言いたいところではあるが、現実は厳しい。
流星のようにアイデアが降って直撃するわけでもない。


とすると、アイデアの開発に於ける「確率性」を減少させるほかない。
イデアが「偶然」と「パターン」から成立するのは自明であるようだから、
偶然を除いたパターンについて認識を深めていけば、突発的な事態にも、
対処できるやも知れない。


ゲームのアイデアに於けるパターンとはなんぞや?
それは「方法論」であるように思われる。
ゲームは幾多の諸要素からなる総合だとしても、
現象として目の前にあるそれらは、大まかな枠組みで総括することができるだろう。


今のところ推測するに、
ゲームは「経営」「学習(教育)」「職業」という姿を見せているように思える。
あくまで表層の姿を推測しているのであって、本質について探究しているのではないので、
そこらへんはご心配なく。


・経営
コンビニとか学校とかドラッグストアとか国家とかシティだとかゲーム会社だとかアイドルプロデューサーだとか悪の組織だとか…そういった組織を運営して目的を果たすもの。
別にシムシティとかアジトとかアイドルマスターは関係ない。


・学習
ゲームを成立させている核となる部分
プレイヤーはキャラクター(トークン)を育てるのです
別に自分に似せるのではなく、むしろ自分から遠ざかることを意図して、それでも見かけは格好良いくせに、中身は自分であろうとする頑固な一面もあるけれど、だいたいにおいてそんなシニカルな私が好き。


・職業
まあ、あなたの周りにある職業を見て、それをゲームにしてごらんなさい。
いくつものアイデアが出るとともに、既に発売されているゲームに似ていることに気がつくでしょう。
さらに残念なことに、職業をモチーフにしたゲームには独創性が欠けていることがしばしば!
なぜならあなたは面白いゲームとはなにか?ではなく、ゲームとして成立させる効率の良い方法とは何か?を求めていることに気がつくからです!


これら3つの根っこに追加する「実」といえば、
当然「既存のゲームをパクる」ことであると言えるでしょう。


さて、あなたは企画書が作成できるでしょうか。