■
■追記
と、思ったら、
『大正野球娘。』のアニメ化はすでにきまっていたようです。↓
http://www.tokuma.co.jp/edge/05news.html#_080818a
■小説:『大正野球娘』
- 作者: 神楽坂淳,小池定路
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 62回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
よし、アタリだ、この本!
すごく丁寧で上手くて優しい小説ですね。
作者は頭が良い人なんだろーな。
時代考証がしっかりしている──と、感じさせる文章。
読み始めの頃は「ちょっと薄味な内容かな」と思ったけれど、
行列のできる塩ラーメン屋の如く、スープまで美味しく頂けます。
■小説:『福音の少年 時の神に抗いて』
- 作者: 加地尚武,中臣亮
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/04/07
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
物語はいよいよ佳境。
宇宙を支配している「悪魔」の目的は不明ながらも、
人類と敵対する「並列世界の」異形が姿を現します。
うーん、まったくマンネリ化する気配がなかったですね。
ラブコメ要素がほとんど皆無です。
返す返すもエヴァを参考にした物語展開、盛り上がり。
アニメ化しないのかなー?
ちょっと扱いづらそうではある。
むしろ『大正野球娘』を高橋ナオヒト監督の下制作してほしい。
ポケモンの監督なんて、似合わないですよ!
あの人にはToHeartかフィギュア17がぴったりなんです!
■小説:『幽霊塔』
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1997/09/21
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
ここにきて江戸川乱歩。
はて、一人称に興味が湧いたんです。
また、この時代ならではの語り口が読みたくなった。
主人公の「〜であろうか?いや、〜であるはずがない」という台詞が笑えるほどにウザい。
大体に於いて「更に複雑怪奇な事件が待ち受けているとは、誰が予想できたであろうか?いや、残念ながら、未来予知の能力でも無い限り、分かるはずがないのである」
こんな文章はありませんでしたが、こんな雰囲気の文章ではある。
あと、男尊女卑の価値観からか「なんだかK婦人の様子が可愛らしく思えてきて、容易には事実を糾弾する気持ちにはなれないのである」みたいな美人はなんでも許してあげたい!という内容が多い。
語り口はさておき、内容は文句なしに面白いね。
怪奇映画的な展開説明がとても楽しい。
■小説:『孤島パズル』
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1996/08/25
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (101件) を見る
各キャラクターをどのように萌え化するかが問題だ…。
絵柄のイメージでは『ホイッスル』絵がいいかなー。
金田一少年の絵はあくが強いし……。
もしくは『絶対可憐チルドレン』?
いやいや、『らいむいろ戦記譚』あるいは『新・御神楽少女探偵団』かな?
ああー、この脳内エロゲー化はクソ楽しい。
前述した「幽霊塔」は、何故かコゲどんぼの絵柄で妄想していましたが……
今思うと、『河原崎家の一族』で妄想すればもっと楽しかっただろうに。
■ゲーム『テイルズオブヴェスペリア』
このゲーム、何故こんなにもつまらないのか?
それはストーリーが駄目だからだ。
わかってるけど、世間では概ね高評価なのよね。
ってことは、俺には伝わらないなにか秘密があるに違いない。