しゅしゅしゅしゅ終末ってことですか

■メモ
今日はー、ハローワークに行ってきたー。
人生なめてるのでー、そう何度も来ないでしょってことで、自由気ままに観察してた。


結構若い人が多いのですね。
20代〜30代がメインで、もう少し歳のいった方が少々と。
主婦のよーな人もいたなあ。


知ってます?
てっきりハローワークってスーツ着た哀しき瞳を宿した迷い子がたくさんいるのかと思ってたら、
みんな私服なのだった。
しかも、これから遊びにいきまっせ!フィーバーでっせ!という格好の人もいたし。
その人たちが再就職を軽く見ているのか、それともフツーなのかは分からん。
けど、私服の人たちを見ていると、やっぱりバイト感覚なのでは?とか考えてしまったよ。


受付の側で自分が呼ばれるのを待っていると、ちらほら小耳に聞こえてくるものがあります。
30歳だからねー、とか。
トライアルって形で、とか。
じゃあ、駐車場で待機してー、それから移動するのねー、とか。
……なんか、ネカフェ難民さんのことを特集した番組を思い出したよ。
まあ、バイトでも良くある話なんだけど、目的地を知らされずに、
労働するコマとして採用されるのって、怖いなあ。
人間は労働する機械である、って認識が感じられて……。


やっぱり、労働には肉体だけでなく、精神(脳みそ)を使う必要があると思うのね。
それが俺にとっての最低限の労働かも。
贅沢だとは思うけれど。
でも、世の中の大半の人たちは肉体9割:頭脳1割みたいな案配で仕事していたりするのよね。
大変だよなあ。


人々の顔を見てて思ったのが、
20代=人生を楽観的に見ているので笑顔
30代=焦燥感に駆られて、自信なさげで辛そうな顔
40代=虚脱
という感じだったなー。
人間の寿命はどんどん延びているけれど、
前提に労働の収入があるもんね。
人間はそのままでも生物として人間だけど、
労働しないと社会的人間にはなれない。
社会的人間に40代の時点でなれないってことになると、
なんというか、とてつもない絶望が待っていそう……。


0歳〜20歳までの「なんとなく自由を手にしていた時代」を思い返すと、
きっと現在の自分がクソつまらない人生にいることに怒りを覚えるんじゃないだろうか。
そうしたら、犯罪を行うこともあるかな……?
まあ、なんで彼は個室ビデオ店で火を放ったかという話ですが。


そうすると、どうして20歳のうちに絶望を感じて人生をやめたり人間をやめたりする人々が
発生するんだろう。
まだ、ナンボか自由と権利を入手している時期だというのに。


ううむ、もしかしたら、現代の若者は未来に対して過剰な期待感を抱きすぎているのかも知れない。
それこそ病的なまでに。

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