アニメ:セーラームーン

◆公式サイト
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/sailor_moon/


◆ファンページ
http://www.yo.rim.or.jp/~sagi/aniheya/smoon/moontop.html


ここにきてなぜかセーラームーン
先週の休日に1話から12話まで一気に見ました。


うおー、これは面白いわー。
懐古主義と言われようとも、プリキュアよりも面白いんじゃないかなー。
ま、プリキュアをじっくり見たことがないので、あまり比較もできませんが。


キャラクターがうざいぐらいに生き生きしているのが好感触。
声優も、時代性なのか、しゃべるしゃべる。
主人公である月野うさぎの性格も手伝って、泣いて笑って怒って泣いて、と感情のオンパレード。
キャラクターに魅力があるおかげで、話に関係なく楽しい。


うん、アニメってやっぱりキャラクターへの感情移入が大事だってこと、思い出した。
フリクリ以降、感情移入先が、キャラクターからシナリオへと転換した気がする。
具体的情報による先入観に基づいた「リアル」なキャラクターと「リアル」な世界観が市場に受け入れられた時期だったような。
同時にそれは「よく分からない力を秘めた何か」というジャンルを派生した。
わけわかんなければ、分かんないほど高評価になるような時代。
まー、大体に於いてオタク的アニメ内での話だけど。


ワケ分かんない感じのアニメはハウルの動く城で一度終焉を迎える。
「あ、やっぱ分かんな過ぎるとツマンネー」ってことに市場が気がついて、
見る理由を求められる作品が求められるようになった。
情報量がすげーとか、原作がすげーとか、スタッフがすげーとか。


んんん、ここにきて温故知新、旧きを愛で、飛翔させる動きがアニメの中に生まれてきた。
図書館戦争絶対可憐チルドレンとか、そうじゃないかな。
絶対可憐チルドレンは作者が昔の人だからーっていう理由もあるけど、それが現在制作されるってのは、それなりに理由があると思うんだ。


えーと、結局は、感情移入できるキャラクターが成立している「元気なアニメ」に対する欲求が高まってきたような気がするワケ。
少なくとも俺の中では、そう。かんけーないけど。
ただ、この感情移入ってのが「○○ってキャラ萌え」とは別次元だと思う。
かわいいと可愛いとカワイイは別って感じ。


あー、んー。
子供を可愛いと言うのと、アニメキャラを可愛いというのは別だと思うんだよな。
日本語の表現がまだ確率していないだけで、やっぱり違う気がする。
とはいえ、それが「愛らしい」と「萌えらしい(?)」の差でもないような。


アニメSDガンダムのキャラとか、カールビンソンのキャラクタに対して「萌え」っている単語を当てはめるのは違う気がするって話。
萌えと言ってもいいけどさ、なんか違うとは思わない?
少なくとも、俺と同世代の人々は、萌えに対して避けがたい違和感、いわゆる「アトヅケ」って感じを持っていると思う。


話はだいぶセーラームーンから離れたけれど。
第11話『うさぎとレイ対決?夢ランドの悪夢』が最高だってこと。
金魚注意報が好きだった人なら、絶対感激モノだよ、これは。