最近は。
新しい会社で、まあ、なんとかやってるっす。
楽しさはまだ判らんけど、いい感じだ。


みんな、体調を崩さない範囲で働けばいいと思うよ。
でも、地獄を味わうというのも、経験的には必要だ。
苦労は買ってでもしろって言うでしょ?


地獄を知っているからこそ、天国が具体的に想像できるというか。
悪を知らずして、正義を語ることはできないというか。



■読んだ本

十角館の殺人 (YA! ENTERTAINMENT)

十角館の殺人 (YA! ENTERTAINMENT)

別に表紙が山下和美さんだから読んだわけではないよ。
いずれ読まないといけない本だったから読んだのです。
面白かったけど、何が新しいのか、金字塔なのか。
既に時代は過ぎ去り、俺にはなにも判らない。


法月綸太郎の作品を読みたかった。
ただし、長編が読みたかった。
けど、図書館には置いてなかったよ。


変な作品でした。

■読んだ小説
犯人に告ぐ
雫井脩介の4作目?
面白い……けど、もう少し文章量が欲しかったというのは欲張りか。
前2作があったからこその、この作品という流れに納得。


図書館戦争
うわー、完全に面白いね、これ。
少しばかり文体に癖があって、それが欠点のときもあれば優れても見えるところが、
また不思議。
アニメ版を見ますかねえ。
第1話しか見てないや。


鹿男あをによし
友人から借りた。
最高に面白い。
小説で笑ったのって、久しぶりかも。
前に笑ったのって、浅田次郎の『プリズンホテル』だったか。
忘れた。
なんでこの作者、こんなにも文章が上手いのだろう。
まったく、京都といい奈良といい……才能が満ちた場所でございます。


■読んだ漫画
天才柳沢教授の生活
そうか……世の中にはこんなにも面白い漫画があったのか。
俺は、こういった主人公とその不思議な日常というシチュエーションに弱いらしい。
ヨコハマ買い出し紀行』とかね。
よつばと!』とかね。
放浪息子』とか……ちょっと違うか。
ああ、『ドラえもん』か。
つまり、こういったシチュエーションは面白いってことだ!
下手にストーリーがなくても、展開さえ面白ければ、短編で良い。
ケロロ軍曹』だってそうさ〜。


天才柳沢教授の生活(1) (講談社漫画文庫)

天才柳沢教授の生活(1) (講談社漫画文庫)

うーん……

俺が過去に関わったタイトルを、高評価してくれているサイトを発見。
ていうか、感想を書いているサイトがネット上に少ない。


うーん……。
たしかに報われる。


ようやく、胸のつかえみたいなもんが、取れた気がする。


ねがわくば、もっとたくさんの人に遊んでもらえるものを作りたいです。


……いやー、やっぱ嬉しい!

Fallout3

買いました、『Fallout3』。
まだ、『GTA4』もクリアしていないのに……本当に浪費家ね。


ゲームが始まると子宮外脱出から始まる。
べっとりと、画面にはお姉チャンバラエフェクトが……血が飛び散るってことね。
そして名前と性別、それから見た目を決定する。
見た目というのは、大人になったときの姿のこと。
このゲームでは将来の様子が0歳児の時点で確認できるらしい。
男か女か迷ったけれど、キャラクターカスタマイズで男性をチューニングしても楽しくない。
ので、女性を選択。
しかもアジアンじゃなくて白人。日本人として色々と歪んでますなあ。


それらを決定すると、お母さんが天に召されて時間が1年経過する。
チュートリアルミッションらしく、ノルマとして「父親のもとにたどり着け」と画面に表示されている。
ここでは既に自由に動けるので、「あんたの娘はクレイジーだよ!」ということをアピールするために、
熊の人形を振り回す。
さらに、ジャンプを繰り返して、落ち着きの無さをアピール。
……だめだ、パパンはワタシに興味が無いみたい。
悪あがきとして、部屋の中心でぐるぐると回転してみるが、反応無し。


パパンのもとにたどり着いた後は、プレイヤーパラメータの決定を行う。
ウィザードリィでおなじみのポイント振り分けシステムですね。
とりあえず、カリスマ以外のパラメータに満遍なく振り分けておいた。
「みんなと仲良くなれるよ!」とか書かれてもなあ、どういうスキルなのか判らんからね。


パラメータ決定の後は、また時間が経過する。
今度は9年経過して、つまり十歳の誕生日のシーンになる。
人物と会話すると、いくつか選択肢が出現するのだけれど、これがかなりのカオス。


「プレゼントはうれしかったかい?」

  • >ありがとう。おじさま。
  • >ほかのプレゼントはないのかい?
  • >(あくびをしながら)とても興味深い。


詳細は違うけど、ニュアンス的にはこんな感じ。
秀逸なのはいじめっ子にロールケーキを取られそうになるところ。


「おい、よこせよ!ゲンコツをくらわせるぞ!」

  • >おばさまは、誕生日だから、私だけのものだって言ってたわ。
  • >ふむ、半分ずつシェアしようか?
  • >(ロールケーキにツバを吐きかける)くれてやるよ!


なんじゃこりゃ。
世紀末だぜ。
そんな『Fallout3』ですが、これからどんな冒険が待っているのやら。

法月綸太郎『密閉教室〜ノーカット版〜』の読了。


原稿用紙3枚程度、多くても3000字程度の文章量でエピソードが切り替わっていくのは、
さらりさらり、とアクエリアスを飲み干すようで、身体に吸収しやすく読みやすい。
そうかと思えば、内容は毒に近いどぎつい油まみれの豚骨ベースで、気がつけば胃がもたれる。
そんな印象を受ける本だった。


作者が冒頭で述べているように、この作品は明らかに荒削りで未完成だ。
何か得体の知れない可能性が隠れているのでは?という編集者の読みに対しては、
現在の著者の活躍ぶりからすれば誠に慧眼と言わざるを得ないけれど、
それにしてもこの本から感じられるのは「若気の至り」の一言。


とはいえ、この若さこそがすばらしいのかも知れない。
若さとは何か、という問いに答えが出せるほど歳を食っているつもりもないし、事実そうだと思うのだけれど、
ぼんやりと思われるのが、「盲目的な自信」ではないかと。
人生、何事かをなすためには本人の才よりも気力が大事。
気力は何より生まれるのか?
それは目的意識や責任感でもあるだろうが、根幹には自己に対する絶対的かつ盲目的な自信が隠れている。


『密閉教室』は荒削りで、心底面白いと断言できるようなものでは無いけれど、
それでも作者の若さと野心の伝わってくる、非常に元気な作品である。


……にしても、主人公の不憫さに泣いた。


ノーカット版  密閉教室 (講談社BOX)

ノーカット版 密閉教室 (講談社BOX)

最近読んだ本は……。


ぐああ!
面白いのに、のに!
今の気分は、こんなまったり丁寧な作品じゃないにょだ!
ということで、次は法月綸太郎の『密閉教室』だ!
とがってるぜ〜。



以下、同人ゲームについての適当な検索結果。


■同人ゲーム月間ランキング(byとらのあな
http://ha8.seikyou.ne.jp/home/omega/doujin/dos_rank2008.html


ランキング上位から内容を記す!
1:Temptation Naked-2:エロい!
2:東方夢詠宴:レベルカスタマイズありの360度シューティングだっ!
3:架空の境界 -hallucination-:触手エロですー。プロより絵が上手いんじゃねーすか。
4:image:3Dエロ。キャラの顔が好みでない。
5:神魔討綺伝 〜 Magus in Mystic Geometries.:ジオメトリウォーズな360度シューティングかな?かな!
6:Yasuomi-Craft Vol.5:イエス!エロパロ!
7:東方萃夢想:大御所!基本は格ゲーですね!
8:ルセッティア〜アイテム屋さんのはじめ方〜:http://egs.cug.net/circle/recet/sshot.html
  なんじゃこりゃっ!クオリティが高いぞぅ。これはプロの方が作成してるんですかね……。
  ゲームシステムはほとんど『ダンジョン商店会』ですよね?
9:ウィンターテイル〜白の狂愛 黒の淫辱〜:淫辱?そりゃエロス!
10:東方花映塚Phantasmagoria of Flower View:またまた大御所!ティンクルスター・スプライツ?


んー、こうやって見ると、ダンジョンRPGが案外少ないな。
魔導物語』なんて、まんま同人ぽいのに。
世界樹の迷宮』ブームで、3Dダンジョンものが増えると思ったんだけどな。
『ルセッティア』はど真ん中アクションRPGってことで、いろんな意味で凄いわ。
アクションゲームはランキングに入っていませんね…アクションはドットアニメが面倒だからね。
あー、でも3Dにすれば多少楽……いや、経験から言って、作業量に大差はないな。
やっぱプログラムか。
アクションゲーム作成ツールはたくさんあるのにね。
格ゲーも少ないのかなー。判断材料が少ないけど。
メルティブラッドでみんなお腹いっぱい?
美少女育成ゲームもないなー。
プリンセスメーカーなんて、なんとも魅力的なのに。
そういえば、エロゲーメーカーがプリメのパロディを最近出してたな。


あー、やっぱ黄昏フロンティアさんと、上海アリス幻樂団さんは強いってか凄いな。


■同人ゲーム検索〜アクション編〜
・なにクラ!
http://cclub-flying.dsl.gr.jp/products/nanikura/#download
アイスクライマー

・朝比奈ミクルの横スクロールアクション
http://www.shindenken.org/YSA/index.html#system
うーむ。

・聖杯行進曲
http://www.triplus.jp/
フェイトの同人か。システムはくにおくんですね。

・全自動RPG「まほでんわーるど」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/11/28/mahodenworld.html
こ、これは!


……つーか!
窓の杜の「週末ゲーム特集」のバックナンバーを調べれば良かったのか!
売り上げはよくわからんままだ……。
いろんなゲームがあるのう。
全自動RPGには惚れた。

最近のこと

最近読んだ本は、
人類は衰退しました(2)』田中ロミオ
『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』ブルボン小林
の2冊ですね。


人類は衰退しました』はまさかのSF展開!
SFと書いて、ちょっとふしぎと読むのですよね。
ミクロキッズな展開と、時間軸のずれが本作のテーマ。
テーマ?
うにょにょ、面白いのかつまらないのか判りづらいー。
設定は面白いのだけど、作者が読者に対してサービス精神が無いというか。
楽しませる気がないんじゃないか、とか。
俺が、あんまし現在こういった作品に共感できないだけかも知れないなー。
もっとドラマティーーーックな感じが好みです?


『ジュ(以下略)』はブルボン小林氏の感想集か。
面白いけど、どっちかというとうらやましい。
こーいうの読んでると、仕事って色々あるんだよなーと再確認させられる。
きっと、既存の仕事に就くよりも、自分で仕事を発見して、
最初から育てていったほうが、成功する確率は高い気がすんのよね、最近。
なんで、喜んで過去の負債をため込んだ企業に飛び込まなきゃならんのか。
……マネーが欲しいからさ!(きらーん)


つかれるねえ。


人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)